2011年5月4日水曜日

コーセーのケルプソープが売れている

コーセーは昨秋、専門店向けに展開するブランド「プレディア」から
スキンケアライン5品目6品種を発売し、海藻成分配合の固形化粧石けん
「ケルプソープ」(80g)が当初計画に対し2倍の販売数量を達成した。

名称に「ケルプ」つまりコンブと冠した同商品は、
「糸を引くような泡立ちの感触に特徴がある。ネバリ成分は保湿効果にも優れている」
ことが訴求点となり愛用者の目を引いている。

また、同商品は「泡切れの良さと、流してもつっぱらない感じの両立は(開発面で)時間を要した」
というエピソードを残したほか、製造部隊には
「手間と労力を強いる商品」として負荷が増している側面がある。

一方、現在の化粧品愛用者らには「(製造上の)手間ヒマに価値を感じる層が明らかに存在する」なかで、
大量生産を尻目に生まれた製品は背景の部分がストーリー性を抱え
「良い物として愛用者の心に刺さった」という。
さらに、ヒットの源泉として効果を発揮したのは店頭のデモンストレーション販売で、
スタッフが「泡立ててみませんか」と来店者へ促す製品体験が奉功。
説明・説得型商品を広めるうえで成功要因になったほか、
食品素材は「『身体に優しい』を想起して」購入者のすそ野を増やした

ビューティーニュースより

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