2011年7月30日土曜日

サーチュインにはカロリー制限が有効?

長寿のための遺伝子である
サーチュイン遺伝子を活性化させると
アンチエイジングに絶大な効果があります
(文字通り、年を取らなくなるため)

その方法として
カロリー制限をすればよい(特に70%)
という話をよく聞きますが、これは正しくありません。

そもそも70%のカロリー制限というお話は
以前に研究機関が猿を使った動物実験で
サーチュイン遺伝子を活性化させる実験を行い、
その時に必要カロリーの70%というのを
目安として使ったにすぎません。

サーチュイン遺伝子を活性化させるには、
単純にカロリーを減らすだけでなく
カロリーに占める[[AGEs]]

AGEsとは、還元糖が、蛋白質のアミノ基と
非酵素的に反応して生成される物質。
わかりやすくいうと、最近話題の[[糖化]]で
生成される物質です。

では、これを減らすにはどうしたらいいのか。
つまり[[抗糖化]]によりAGEsを減らす方法です。

まず、食品に含まれるAGEsの量ですが、
肉、脂質、揚げ物、炒め物、焼き物には多く
魚、トウフ、穀物、果物、野菜が
AGEsの少ない食品です。

調理法としては、
揚げる、炒める、焼くなどがAGEsを増加させ、
煮る、蒸す、生、レンジ、酢の物は
AGEsを低く抑えてくれます。

たとえカロリーを低く制限しても、
AGEsが高ければ寿命を縮めることになるでしょう。

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